アタマ日記(アタマだだ漏れ日記)より。
カテゴリは「オーディオ」系だが、買ってもいないヘッドホンのことなので推敲するのがめんどくさい。
アタマ日記(アタマだだ漏れ日記)より。
カテゴリは「オーディオ」系だが、買ってもいないヘッドホンのことなので推敲するのがめんどくさい。
アキハバラのソフマップ本館4Fのヘッドホンコーナーは凄い。
オープンしたばかりだから綺麗なので、試聴しやすい。
片方のパッドが破損してぶら下がったままのものや埃まみれのものを平気で展示し続けている店では全く試聴する気にならないのだがここは違う。
MDR-SA1000と3000を初めて体験した。
どんなものか想像もつかないまま5000を手に入れるために1000や3000などに金をかけることはしないと決めていたのだが、とりあえず1000を買ってもいいかも。5000を手に入れるまでには1年以上の時が必要であろう。その期間が1000を買うことで1~2ヶ月延びたとしても、これから1年以上もの間1000を聴ける。これは大きいと判断できる。
この期間1000を聴いているかいないかというのはかなり大きな差だ。
SAシリーズというのは異次元の音である。
装着後たった一秒でヤバイと思った。
もう全然違った。
ファイナルファンタジーのどうでもいい楽曲なのに、凄まじい音世界である。
まさにノックアウトだ。最下級のSA1000でもD777SLやZ700DJとは雲泥の差。
SA1000のコストパフォーマンスはとてつもないものがある。
そしてあの装着感は衝撃だった。
Z700DJの耳に吸い付くようなパッドにほどよく押さえつけられるのもかなり気に入っているが、これは対極的。シュークリームだ、安物のベショッとしたシュークリームではない。本物のシュークリームである。重たいクリームの入っていない……それはシューか? とにかくシューなんとかなんである。そのシューに包まれるのではなく、囲まれる。そっと囲われる。D777SLのように耳ピタで密着ではなく、空間がある。その空間に音楽が満ちると世界全体にいきわたり、ベースがそこにいてドラムセットがこのへんにあってみたいなことが明瞭に感じられる。
20:18 2007/09/12