26時間目ごろ、ダーティ・プリティ・シングスを久々に聴いた。

ピーター・ドハーティ(ベイビー・シャンブルズ)のあとに聴いたんだけど、

そのときは以前の印象を繰り返して、対談相手に、

 

これはこれでいいんだけど、スゲーかっこいいんだけど、

やっぱどうしてもピーターと比べちゃうというか、

なんでお前はピートじゃねえんだよ、みたいな。

普通にロックしてんなよ、っていう……

カールのほうを応援したいんだけど、ピーターのほうが天才っていうか……

ピーターなんだよねえ。

リバティーンズのいきさつを知っちゃってるからかもしれないけど、すごく健康なロックというか、クスリやってる音楽とやってないのと手にとるようにわかる。

ような気がする。

でもこれはこれで普通に凄くかっこいいアルバムですよね?

 

というようなことを俺の身の上話の合間合間にしゃべっていたのだが、

自分の発言に整合性もたせるため黙っていたことがある。

これはスゲー最高のアルバムだー!

とそのとき全身で感じていたのだ。

ピーターと比べちゃうと云々というのは全く逆だ。

むしろベイビー・シャンブルズのあのダルダルのパーフェクト異空間のあとに聴くことでダティプリのスピード感が生きてくるのだ。心に響くんだよ~ォ。

ウォータールー・トゥ・エニウェア

  • アーティスト: ダーティ・プリティ・シングス
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルインターナショナル
  • 発売日: 2006/05/03
  • メディア: CD

普通のアルバムだと思っていたものが化けるのはこれで何回目だ。

なんてハッピー者なんだ俺は。

カール・バラー、僕は君に敬意を表する。