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環境問題も多少は考えるかな、料理の場合は。 [洋楽]

シューベルト:さすらい人幻想曲

シューベルト:さすらい人幻想曲

  • アーティスト: 小山実稚恵, シューベルト
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
  • 発売日: 2006/11/22
  • メディア: CD
このCDは凄く綺麗だ。
スーパー・オーディオCDが聴けるようになって、それならとクラシックのCD(SACD)を買うようになった僕だけれど、なんだかんだいってクラシックは玄人じゃないと楽しめないような、自分が少しずつわかっていくことで初めて魅力あるものとして迫ってくるような、そういう感じがあって、僕には玄人になれる自信がなくて、結局クラシックのよさを味わえないのではないかという不安が、それは今もあるのだけど(TVで第九を観ても1~3楽章は退屈だった。マーラーの大地の歌を車の中で聴いたけどピンと来なかった。)、これは綺麗だ。
プラシーボがかっこいいとかドリームシアターが凄いとかカサビアンがダサいとかと同じレベルで表現できる。
よくわからないけど深遠な感じがするとか、いまいちピンとこないけど壮大なテーマがあるっぽいとか、ピアノがうまいことだけはわかったけど……とかじゃなくて、これはうっとり出来るディスクだ。
 
料理だったら味のほかは盛り付けくらいしか見ないし(素材がどうとかいうことも含めてだが)、その料理の伝統であるとか料理人の思想とかいったものはどうでもいい。一皿の料理からそういったものを読み取ろうなんてまったく思わない。僕はおいしければそれでいい。でも音楽の場合はゆくゆくは直接性の次元を超えたところまで踏み込んで味わってみたいと思う。
22:44 2008/01/27

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