ロマンティック・ウイルス感染中 [洋楽]
ザ・ディアーズNO CITIES LEFT 七曲目
Pinned Together,Falling Apart
NOという言葉は否定や拒否である以上に苦悩の言葉なのではないか、
そんなことを思った。
日本語でYES/NOに対応するのは言ふまでもなく、
はい と いいえだが、
「いいえ」は怒りや悲しみよりもはるかに、断固とした拒絶の身振りである。
ディアーズは、
NONONOという歌唱で苦しみや不安、恐れ、悲しみといった感情を表現している。
それが実に響くのだ。
森進一の「年上の女(ひと)」のだめよ~だめ、だめ(以下略)を思い出した。
こっちは泣いて別れるんだけど。
ディアーズは泣いて別れたくないの。そんなこと考えるだけで、
NONONONONONONO
アウシュヴィッツのこととか、
しいたげられた者たちの悲しみの歴史とか歌ってんのかと思ったら、そんなことかよ!
いいけど。
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