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この2週間あまりを振り返って。 [オーディオ]

サウンドマンと呼びたいMP3腕時計の純正イヤフォンに左側ビビリが出てしまったので仕方なくパナソニックのカナル型1980円を購入ついでにデノンのカタログを持ち帰り、S-81に惚れ込んで始まったオーディオ狂想曲だが、この辺で満足すべきだと思う。自分。

金がかかってしょうがない。

1mのケーブルが5万とか30万とか異次元の世界である。

ユニバーサルプレーヤーとヘッドホンアンプで3万円強しか出費していない今なら引き帰せる。

そりゃもちろん単純に音が良くなっただけで、それが有機的音楽的に鳴っているかというと、そういうことはない。生演奏の質感など夢のまた夢である。でも音楽は耳で聴くものではない。最近一番感動した音楽は実は真夜中に聴いたMP3のロングウェイヴだったりする。

バイクがたまーにやってくる。その夜はバイクの日だったので、バイクがうるせーので外した腕時計に新型イヤフォンを接続しスイッチオン。

無窮の世界へ旅立った。これはこれで異次元の世界。

真夜中、ベッドに横たわって聴くインナーイヤーヘッドフォンからの音は圧倒的な広がりを持っていた。直前にいい音で聴きまくっていたから、それを元に脳が補正したのかもしれない。そうであるに違いない。ジョン・C・リリィ博士のアイソレーションタンクにいるような(いたことないけど)錯覚を覚える。天井が渦を巻いてこの狭い部屋が直に宇宙とつながっている。ある意味、浄福の体験であった。

 

さてS-81だが、

DENON パーソナルオーディオシステム S-81 SP

DENON パーソナルオーディオシステム S-81 SP

  • 出版社/メーカー: デノン
  • 発売日: 2006/07/31
  • メディア: エレクトロニクス

熱はすっかり冷めてしまった。

あれからまたCD持って試聴しに行ったのだが、

HOTSの2nd「LEFT」が期待通りに鳴ってくれない。

あの黄泉の国からの、冥界からのメッセージのような呪文めいたヴォーカルの凄みが決定的に欠けてしまっているのだ。

なんというか、音は凄くクリアだしピュアなんだろうけど、低音までもが軽いのだ。軽低音よ。軽低音。

さすがヨーロピアンサウンド。

しかし待て、低音が軽やかって、もしかしたら凄いことなのかも?

さすがデノン。

天界の音楽に邪悪な重低音はいらねーんすよ。

個人的には却下。

却下なれども、そのうちアウトレットで28800円とか出てきたら速攻買いです。

リビングに設置するです。手軽にクラッシックを楽しむにはうってつけのオーディオシステムでございます。


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