13話 その2 [雑感リローデッド]
7回観た。まだ泣いてない。うるったけど落涙にはいたらず。
だがそれでいい気がしてきた。号泣だけが感動じゃない。
旅の終わりの寂寥感の表現が素晴らしかった。
1~12話までは彼女たちと一緒に泣いたり笑ったりしていたんだけど、アイスオペレーションに向かうときのとびっきりの笑い声は既にどこか遠くて(実際カメラも遠かった)「ああ、終わりなんだな」ってなんか寂しかった。
スノーモービルの迫力とか臨場感を一切表現しないで、ただ画面の奥に彼女たちが遠ざかっていくのが物悲しかった。なんか音楽も相俟って、この種の寂寥感が13話全体に染み透っていた。
報瀬のホームランも普通なら観てて盛り上がるのに、空が美しくて、なんか物悲しかった。目に映るもの全てが寂しさの相を帯びていた。
成田での会話はちょっとぎこちなく感じた。
まあリアルでもぎこちない会話なんてのはいくらでもあるんだから問題ではないけど、
「一緒にいられなくても一緒にいられる。だってもう私たちは私たちだもん」
っていうのは、この四人は何があっても仮にバラバラになっても一生親友という制作者サイドの一番言いたかったことをキマリに言わせたんだなーって、メタ的に感動。
まあ来るときもお前らバラバラだったじゃん、とも思う(何で空港で待ち合わせしてんだよ、群馬組3人はどっかで合流していちゃつきながら来るだろ? めぐっちゃんの所為で遅刻したのかキマリ? とか思ってた)。
めぐっちゃんは成田かシドニーまで来てくれるとかいろいろ予想してたけど、どれも邪魔くせえな、と思ってた。
残念だったな、は最高。
タグ:宇宙よりも遠い場所
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