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読めた。 [雑感リローデッド]


フランクフルトへの乗客 (クリスティー文庫)

フランクフルトへの乗客 (クリスティー文庫)

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2012/08/01
  • メディア: Kindle版

フランクフルト学派とかと関係があるんだろうか?

いや知らんけど、単なる地名とか空港とかじゃなくて、多重の意味合いがあるのかもなってちょっと思った。

これは例の アガサ・クリスティー完全攻略でBOMB!ということで☆がつかないヤバい作品ってことだった(目次でわかる)ので先に書評を読んでしまった。「これはもはやアウトサイダーアート」とか「狂気の書」とかいうから、なんとなくバロウズの『裸のランチ』みたいなのか、もしくはディックの『ヴァリス』みたいなのを想像してたんだけど、わりと普通に読めてしまった。

言うほどぶっ壊れてないなと思った。

ぶっ壊れてる言うのは笠井潔の『哲学者の密室』を読んで激賞してた人がひょんなことから『ヴァンパイアー戦争』を手に取ってしまいナニコレって言ってるようなもの。ジャンルが違う。★をつけるなら3つでもいい。でもそれじゃつまらないから、やっぱBOMB!ってのはいいと思う。

裸のランチよりは普通に読めたし、まあまあ面白く読めた。なんかよくわかんないんだけどわりと貪り読んだ。肩の凝らない与太話。こんな小説も書けてしまったのかという感じ。


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