2023-04-05 [雑感リローデッド]
- 作者: 中村 淳彦
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2019/03/29
- メディア: Kindle版
Kindleアンリミテッド無料だからちょっと読んだ。
一人目のケース読んだところで、これは名著だと思いAmazonのレビューを確認。
星５つのやつに共感して星１つのは心の中で攻撃し、続きを読んだけど第一章終わったとこで挫折した。
なんかうんざりした。
学費が払えねー、家賃が払えねー、東京で生活できねー、で女の子は風俗やパパ活で身体を売るしかない。挙句精神を病んでうんたらかんたら……
問題意識を持って最後まで読む気満々だったんだけど、こっちの心が折れた。
つか親が奨学金を使いこむとかべつに日本社会の問題じゃねーし。
男の子は身体を売る代わりに（最近はママ活とかもあるみたいだけど）闇バイトに応募したりする。これが今のごく普通の大学生の置かれた日本の現実だみたいな主張で煽ってくるんだけど、いやもう、そんなんだったら自殺してくれた方がずっとマシだわ。電車に飛び込んでもいいよ。虐待した親に復讐もできるでしょ。日本経済に与える影響で考えたらラッシュ時の電車に飛び込まれるより、闇バイトで叩きを数件やったとこでとっ捕まってくれる方が被害額が軽微なのかもしれないけど、べつにいいよ。俺が許すよ。
どんな境遇でも明るく楽しくあっけらかんと逞しく強かに希望を持ち続けることは出来なくはないと思うけどな。
タリバン政権下の女性のほうがずっと深刻だよ、とか言ってもしょうがないんだろうけど……
あと世代間格差とやらで対立を煽ってもいいことない。
「腐った昭和の老害どもから金を奪って何が悪い？」とか先鋭化されたらやだな。
あ、でもごく普通の貧困学生を誑かして唆して世代間闘争の革命戦士に仕立て上げる思想教官とかちょっとやってみたい。妄想。
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2021/01/29
- メディア: Kindle版
こんなの見ちゃうと一瞬でも名著と思った書籍が、途端に「エロ漫画の原作」という雰囲気になってしまう。残念。
コメント 0