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野球の話 [帰ってきた「ああめんどくせー」]

僕は四球が好きじゃない。守備時はもちろん攻撃時でも。

玄人ぶって四球を単打より評価したり「シングルヒットもフォアボールも同じだ」とか言ったりしない。

ランナー2塁でシングルヒットならランナーがホームに還ってくるか、よほどおかしなことがない限り少なくとも3塁までは進塁するだろう。フォアボールならランナー2塁1塁になるだけだ。

出塁率の数字と長打率の数字を足したOPSとかいう指標を重視する風潮だが、そのOPSで考えても、

例えば5打数2安打(単打2本)は出塁率0.400長打率0.400でOPSは0.800だが、3打数ノーヒット2四球は出塁率0.400の長打率0.000でOPSも当然0.400で半分だ。これはまあ正直そこまでの差はないんじゃあないかとも思わなくもないけれど歴然と数字に表れている。

4打数1単打で1四球でも出塁率0.400の長打率0.250でOPSは0.650。まあまあ納得いく感じ。

4打数1安打がホームランだったら(1四球で)出塁率0.400の長打率1.000でOPS1.400に跳ね上がるが、これは納得いかない。定義上計算上絶対そうなるんだからしょうがないけど、5打数2安打のほうが偉いこともあると思う。

四球と単打の話から逸れたけどOPSもあんま好きじゃないのだ。

5打数1安打でどうでもいい場面でソロホームランを打つ奴が出塁率0.200の長打率0.800でOPS1.000でMVP級なのに、単打だけど5打数2安打で2度もチャンスメイクする人とか終盤の痺れる場面でしぶとくセンター前に運んで値千金の適時打を打つお方がOPS0.800で雑魚だぜ! とかありえない(0.800は実際雑魚ではないがMVP候補には程遠い数字)

まあ年間で考えたら600打数120ホームランと打率4割。さすがに120ホームランのほうが凄いけど、打率4割が雑魚なわけはない。

さて四球と単打の話に戻すと、5打数2安打と4打数1安打1四球は等価値ではない。3打数0の2四球なんて論外。楽しくない。1点ビハインドの9回2死から価値ある四球を選んでその後サヨナラ勝ちしたとかなら慰めにはなるけどノーヒットは嫌だと思う。2の0の3四球なら働いた感じはするけどやっぱり打ちたい。僕はヒットを打ちたい。

わけのわからん指標でイチローを過小評価するな、と狂ってみた。

WAR(Wins Above Replacement)なんか知らん。

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