読み物としてけっこう面白い [雑感リローデッド]
大人のための音感トレーニング本 音楽理論で「才能」の壁を越える! (CD付き)
- 作者: 友寄 隆哉
- 出版社/メーカー: リットーミュージック
- 発売日: 2011/04/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
表紙右上に「聴くだけで音感が育つCD付」と書いてある。
帯には「本書のトレーニングにより獲得できる能力!!」として、
・メロディを聴いてすぐに楽器で再現できる
・正しいピッチでメロディやフレーズを歌える
・耳に入ってきたコード進行をその場で分析できる
・楽器がなくとも譜面を見ながら正しいメロディを歌える
・難しいキーの曲も、すぐに簡単なキーに移調できる
・思いついたメロディを楽器なしで譜面にかける
・耳コピーの効率が飛躍的に向上
・メロディを聴きながら即興で伴奏をつけられる
とある。
無理。絶対無理。
そこまでは期待してない。
音痴がそこそこ改善されればいいかなと思っとるだけで、
ここまで大風呂敷を広げられると、じゃあこの本を30%でも吸収できれば、地獄の音痴から普通の音痴には這い上がれるかなあ、もしかしたらカラオケで恥をかかない程度の人並みの音感が身につくかなあ、と凄い期待しちゃっている。
一般には伴奏がないと歌いにくいらしいけど、自分は伴奏があると歌えない。かえって歌メロがわからんくなる。歌いだしもわからんし。
誰も知らない曲をカラオケの字幕を頼りにメロディも何もかも外してムードと美声で堂々と歌いきって拍手喝采ということも稀にあるけど、後日CDを聴かせるとひっくり返る。
けっこう最近までプロの人というのは猛練習によって伴奏に惑わされずに歌えるようにしているんだと思っていた。いや、猛練習はしてるだろうけど、つい自分の物差しで考えてしまい、歌いだしがわかんないとか伴奏やコーラスに引っ張られて自分の歌メロがわからなくなるというのを猛練習で補っているんだと、そんなわけないのになんとなく思ってしまっていた。
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