「何？ 何？ どういうこと？ どういうこと？ Do you コートー？」

↑表題の台詞、2話冒頭で聞いたときは白けたんですが、最終話ラストで自分も使ってしまいました。

グランベルムの話です。

4話でいったん止まってたんですが、昨日から、スピンバイクを漕ぎながら、プライムビデオでなんとなくまた観始めて、5話はまだ入り込めてなくてやっぱ切ろうかなあと思ったものの、6話から止まらなくなりました。

グランベルムを観たいがために、スマホを持ってスピンバイク（家庭の事情でベランダに置いてあります）を漕ぎに行くような感じでした。10話11話では漕ぎながら泣いてしまいました。

アニメを2話観るとだいたい４５分ちょいで17キロくらいになります。音楽聴きながらよりもずっとまったり無理のないペースで安定して漕げます。音声だけだとどうしてもスピードメーターに目がいって、ちょっと色気を出してしまったりします。

で、グランベルム13話なんですが、他作品へのオマージュとかも含めてまあまあ楽しめたんですが、あのラストは何？

え？　え？　あんた、あんだけ大見得きっておいて、土壇場で自分に都合のよい奇跡を願っちゃったの？

信念よりも友達を選んじゃったの？

まあその信念もちょっとぺらいなあとは思っていたけど、友達の自己犠牲を受け入れて前に突き進むんだと思いましたよ。最後の最後でちゃんと自我のある存在だと気付いて云々って言うけどそれも酷いですよ。

せめて顔を見せて下さい。

自己満足的な見せない演出の意味深エンドより、野暮でもいいから顔を見せて、そして百合キスです。いや違った、とにかく二人の再会をハッキリ確認させてくださいよ。そしたら上記のもやもやも、まあ別にいっか！　ってなるかもしれないじゃないですか。

正直、魔力を消すとか視聴者も、いや主語がでかかった、私も特に共感してませんし、友達を選んだっていいんです。大見得をきっておいてなんなの？　っていうだけですから。

でも最後にマギアコナトスに「友達」だと気付かされるんじゃあなくて、10話あたりでベタでも「あなたが何者だろうと私にとって大切な...大切な...」つって百合キスでしょう。←まだ言ってる。

いや、あんときは観ていて、「今はオメー、そんなことよりも九音ちゃんでしょう」と思ってましたが......