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17年塩漬け [雑感リローデッド]


死を与える (ちくま学芸文庫)

死を与える (ちくま学芸文庫)

  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2004/12/09
  • メディア: 文庫

いま中古7488円。

マジか、売ったほうがいいかな。1万円以上の値をつけてる出品者もいるけど。

ほとんど読んでない。全然読めてない。読める気がしない。

1ページ目から意味不明。

 

宗教とは何か。それは、あるひとりの自由な自己が、責任へと到達することを前提とするものである。したがって宗教は……

 

ちょっと待ってくれ。何が「したがって」なんだ?

「責任へと到達する」ってどういうことなんだ?

無責任な動物的な状態から責任ある人間的な状態に到達する的な感じ?

よくわからんけどそういうのが前提だとして、宗教とは何かという問いにはまだ答えていないぞ。AはBを前提とするものだと言ったところでAを充分に説明したとは言えないだろう。

 

したがって宗教は、神聖な秘儀、パトチュカがきまってダイモーン的なものと呼ぶような神聖な秘儀に結びついた秘密(このような秘密だけが秘密ではないのは当然である)からの断絶を想定しているのである。

 

宗教とは何かが「したがって」以下で説明されるのかと思ったら、無責任的ダイモーン的な秘儀とは断絶するぜっていう話になってしまった。

わかるようなわからんような……

みんなはダイモーン的なものが宗教的なものだと思ってるかもしれないけど、そんなんじゃないもんねっていう話が延々展開されるのだろうか、それともそんなのどんどん踏み台にされて知的論理的アクロバット舞踏が繰り広げられて、最初からわかるようなわからんようななんて調子だった読者は完全にわからなくなって見捨てられるのだろうか。


挿絵はないのか?

とりあえず巫女×巫女のダイモーン的な秘儀を観たい。

ジョルジュ・バタイユの本だったら、恍惚のなんとかの写真付きだぞ。


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