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悔しがれたのでOK(日本語?)だけど、ほんとに悔しい [雑感リローデッド]


無実はさいなむ

無実はさいなむ

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2012/08/01
  • メディア: Kindle版

とっくに読み終わって今はバグダッドの秘密読んでる。バグダッドはバグダッドで破天荒でわりと好き。

さて無実~は77%まで読んだところで犯人分からず思考停止して、主題は人間心理だとか嘯いて誤魔化したんだけど、考えに考え抜けば77%の時点までに絶対にわかってた。それほどあからさまにいくつかの記述が犯人を指し示してる。

いったん読み進むのをやめて、容疑者ひとりひとりに順繰りに焦点を当てて可能性を検討すれば、ここのこの記述はこいつを想起させるな、とか、これもこいつに当てはまるぜよ、とか、このエピソードは実に示唆的とか、このセリフはもはや……とか枚挙にいとまがないくらい。

そういうの全部ミスリードかもしれないってことは警戒する必要あるけど、犯人候補の一番手ではあるべきだったのに、4番手5番手くらいだった。動機がわからんとか弱いとか、つまらんとか思ってた。いやマジか、畏れ入った。

ちょっとブランクがあったせいもあるかもだけど、あからさまに書かれてたのに全部完全に見落としてた。

誰が犯人かはわからんけど誰であっても、「ん? ああなるほどそうきましたか」程度で、衝撃は受けない自信あったんだけど、完全に想定外の真相。

いや、何故見抜けなかった???

アホか!?

すげー、悔しい。

そして嬉しい。


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