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わりと普通。理解可能。 [帰ってきた「ああめんどくせー」]


生きるのが面倒くさい人 回避性パーソナリティ障害 (朝日新書)

生きるのが面倒くさい人 回避性パーソナリティ障害 (朝日新書)

  • 作者: 岡田 尊司
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2016/06/13
  • メディア: Kindle版

「脳内汚染」というトンデモ本(読んだことないけど……)を出した著者だからやや警戒していたんだけど、同著者の「パーソナリティ障害」を既に何年も前に読んでいて、わりと普通だったからトンデモじゃない本も出せるのかもしれないし、回避性のよみほで読める本で他にまともなのがなかったんで仕方なく読んだ。


僕が負け犬なのは社会的に成功しなかったからじゃなくて、友達が一人もいないから。ただ単に無気力でそうなった。人付き合いは疲れる。皮相な付き合いは意味がないし、親密な付き合いはキャパ超える。それで見事に誰もいなくなった。観念的には友愛とか友情って素晴らしいものって思うし、真実の友情を求めてやまないんだけど、具体的な現実の人間を前にすると面倒くささが勝つ。真の友情に値しない奴ばっかだってこともないはずなんだけど、少々目をつぶったって全然構わないレベルの奴には会ってきた。けど自分からフェイドアウトしてしまった。真実の愛にも憧れる。激しく求めてやまないけど、いざとなると自信がない。自分は真実の愛に値しない人間だって思って身を引いてしまう。


こんな感じの症例がたくさん読めるかな? と期待したんだけど、まあ、そこまで中二病的ではなかった。

わりと普通。


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