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カーテンがそよぐ話 [帰ってきた「ああめんどくせー」]

突然『虚無への供物』の再読を思い立って、Kindleアンリミテッド無料で読めないか探したけど徒労に終わったというか労を感じるまでもなくすぐに終了。


新装版 虚無への供物(上) (講談社文庫)

新装版 虚無への供物(上) (講談社文庫)

  • 作者: 中井英夫
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/01/15
  • メディア: Kindle版
新装版 虚無への供物(下) (講談社文庫)

新装版 虚無への供物(下) (講談社文庫)

  • 作者: 中井英夫
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/01/15
  • メディア: Kindle版
当然ながらkindle化されてはいた。虚無への供物くらいになれば買ってもいいかと一瞬思ったが上下巻で1705円。手元にある紙の一巻ものには定価840円(本体816円)とある。
虚無への供物 (講談社文庫 な 3-1)

虚無への供物 (講談社文庫 な 3-1)

  • 作者: 中井 英夫
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1974
  • メディア: 文庫
あっ、紙の本を読もうと思った。
最近、電子書籍に慣れ過ぎてしまって、新聞よりも長いこと印刷物を読み続ける自信がなかったがこれはリハビリだ。
黒天鵞絨(びろうど)のカーテンは、そのとき、わずかにそよいだ。
中略
辛子いろのカーテンは、そのとき、わずかにそよいだ。

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