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2023-09-27 [帰ってきた「ああめんどくせー」]

なんかちょっと虚無

腹が立ってきた。

『虚無への供物』のkindle無料版がないか探した折にAmazonのレビューに触れたが、ものの価値のわからぬ若造が自分に理解できなかっただけで★一つをつけまくったりしていて片腹痛いと思っていたが、再読の結果、納得した。いや、★一つなんてつけていい作品ではないことは確かだし、評価としては★★★★★以外ありえないのだが、文句を言いたくなる気持ちもわかる。すげーわかる。

終章しか再読に堪えないわ。これ。


初読時★★★★★

再読時★★☆☆☆


原爆で死んだはずの黄司が~とか初読時は真剣に読んでたんだよな……

五色不動尊とかコンガラ童子とかお前ソレ本気で言ってんの?

起こりもしないうちからザ・ヒヌマ・マーダーのために北は北海道から南は九州まで氷沼家80年の因縁を調べまわるとか「この女アタマおかしい」

初読時は嬉々として素人推理合戦を繰り広げるキャラたちが活き活きと感じられたんだけど、今回は非人間性ばかりが目についた。

再読再読と言ってるけど多分二度目ではない。何度目かはわからぬが今回十数年ぶりにほとんど忘れたころに読み返してみて随分印象が変わった。

何故か藤木田老のことが嫌いだったんだけど、それはなくなった。代わりに久生がまったく好きになれなくなって結構苦痛。亜利夫も大概だし……初読時はどうしてあんなに素直に純粋にワクワクできたのか? こいつらの正気を疑ったりはしなかったことは確かだが自分がどう感じたのかもう思い出せない。


いま「亜利夫」って入力しようとして気付いたけど、「ありお」じゃ変換してくれないからまず「亜」って入力して「としお」って入れたのね。「牟礼田俊夫」って重要キャラもいて、この「としお」被りはなんか意味ある?


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