MDR-D777SL [オーディオ]
私はとんでもないものを買ったのやもしれぬ。
MP3腕時計の128kbpsとは思えない、細部まで行き届く再現力。
ここでこんな音がしていたのか! これはこういうふうに鳴っていたのか!
そして音の去り際が美しい。
だが、やはり低ビットレートのゆえか、やや迫力に欠ける印象。低音も思ったほど出ていない。
そうだ。
そんな微細な音の発見なぞに喜んでいないで、ロックンロールのダイナミズムに身を任せたくはないのか?
これは、
エルゴプラクシーという映像作品で、ほぼ全篇にわたって暗い、もしくは薄暗い画面が続くのだが、TVやDVDの画像調整をして、明るくなって見えなかったものがこまかく確認できるようになったものの、なんとなく間の抜けた、迫力も緊張感もない映像になってしまうような、
そういう現象に似ている。
似ているけど違うのは、エルゴを明るくするのは完全な失敗で、MDR-D777SLで128kbpsを聴くのはアリだけど、もったいないということだ。
CDを聴けばそのような不満は吹き飛ぶのである。
MP3腕時計は320kbpsまでの対応なので新製品が出たら、景品かな~?
そのまえにCDH‐507景品決定。
インドアもしばらくはMDR-D777SLでいく。
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