なにゆってるかわからねー話 その2 [雑感リローデッド]
数字の大きな 難しすぎるナンプレOn! 12 2023年12月号 [雑誌]: SUPERナンプレメイトMini増刊
- 出版社/メーカー: マガジン・マガジン
- 発売日: 2023/11/15
- メディア: 雑誌
免許皆伝問題3も解いたけど悔いが残った。
2525を見逃して上段横列の4747でトライ&エラーをしてしまった。
7・4だと3手で内角低め(右打者)の3が決まるが、4も同じ場所に1手か2手で決まる。1手というのは中段スクエアの4を入れずに(いやもう確定してるんだけど)縦列のみ確定で飛ばして内角低めの4を検討するとさっき3を入れた場所になる。入れてないで頭ん中だけでやったけど。
ほんの数手先を読むだけで7・4ではなく4・7だということがわかった。
そしてその線でそのまま最後までいって正解に辿り着いた。
しかし、4・7が必然の一手、神の一手なのだろうか?
もし7・4で数十手先でようやく破綻することになっていたら、そんなのは出題が間違っていると言っていいだろう。
ほんの数手であればトライ&エラーを許容するということなのか?
それが最高難度★★★★★★★の免許皆伝問題だというのか?
俺はビビり過ぎていた。
簡単な2525を見逃していた。
Excelで分析してすぐにわかった。
あそこは257だったはずなのに、この縦列にしか7が入らねーんだぜっていうのに気付いて中央の7はここだ! ってドヤ顔したとき既に7は削られ25になっていたのに、中央の縦列の空欄が67,67,25,25,1となって1しか決まらねーで、その1も発展性がないときて、完全に詰まっちまった。67672525だとう? そんなことがわかったからどうだってんだ? このスカタンがーーーッ! ここは6767があるから他のマスからは6とか7が削られてこのマスが決まったぜー、とかいうのが双子候補の醍醐味だろうがよおお、2525で125から1が掘り出されたのは一応の収穫だがそこで終わりだぜ。なんの展開もなしッ!
上段2列目の横列の空欄が4747と1212で止まった時も俺は我慢したぜ。右の47の縦列に247と27を発見した時はこれでこの3マス以外に2も4も7も入らねー、うおおおおお……13,19,39!
何も決まらぬ……
ここで諦めてしまった。
さすが免許皆伝問題、考え方を変えよう、と思ってしまった。
4747とか1212とかの双子候補をとりあえず割り振ってみて、その影響で結果が変わらないマスがあればそのマスはそれで確定ということだ。過去に一回だけそういうのに出くわしたことがある。下段の2424の双子候補で2・4と選んでも4・2と選んでも上段の候補124のマスには4か2が入ることになり、1は入らないのでもう一つのマスに上段の1が確定するというやつだった。下段の2424はほっといて上段の1を確定させて続けてうまくいった。いや、あれはExcelで確認したら確かもうひとつの1もやはり124でしかもその下に24がいたから上段下段で2424になってあっさり1確定したんだったか? でも今度こそ、どっちを選んでも結果が変わらないマスを見つけるのだ。47から始めよう。
それで7・4から試してすぐ詰むことに気付いたので4・7を試すまでもなく確定。そのまま正解へ突き進んだ。
これが究極超難度セブンスターなのか……
なんて思ったんだけどよおおお、テメー、横の2525を見逃してたぜッ!
例の247から2が取れて、縦の4747が出現するから27から7が取れて2が確定!
その結果6767が出現し、その下は2929になるんだよおおお。
24とか23とかが4と3に決まるんだよおおお。
2347は一気に7に確定するんだよおおお。
5も6も決まるんだよおおお。
あっちの3も4も9も決まってよおお、もうあっちこっち追い付かないほど臨界、臨界、凄いことになってる。これを自力で体験したかった。
4・7でゴリ押しした時もこれに近い連鎖反応はあったが、7・4とのトライ&エラーだったのが今一つ納得いかない、腑に落ちないものがあったのだった。
2525を見逃してただけだったか。
そんなのだったら諦めずにしっかり点検してたらすぐに気づけただろう。
最強の免許皆伝問題ということでそんな簡単な双子候補の連鎖で解けるとは思わなかった。
愚直に双子を探し出せばよかったのだが、双子じゃないと思い込んでしまった。もっと難解な解法があるのだと難しく考えすぎてしまった。
候補数字を書きまくって汚らしく紙をぐちゃぐちゃにしていれば正規のルートで簡単に解けた問題。
我が流儀は候補数字を書かないことだが、そのように綺麗にやっても難しく考えすぎなければ、いずれ解けた問題。
2525に気付いてしまえば、昨日の免許皆伝問題2よりも易しいのではないか?
敵は自分だった。
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