まだ諦めんよぉ、私は。

ぐっすりの語源はどう考えても「good sleep」でしょ。芥川あたりが「君、僕は昨夜ひさかたぶりにグッドスリイプだったよ」とか言い始めたんだよ、絶対。知らんけど。

『清書帳』（１７２５）とか『即席耳学問』（１７９０）だとか、そんな誰も読んでねえような書物に載ってるとか言われてもねえ......

偽書じゃないのか？

即席耳学問はともかく、１７２５年の清書帳なんて検索しても「ぐっすり」関係でしか出てこないぞ。ぐっすりの語源をgood sleepにしたくない勢力によるでっちあげだ！

私は続けて、

しっかり、すっかり、まったり、もっこり、ぐったり、ほっこり、じっくり、きっかり、ぐっさり、しっぽり、ゆっくり、みっちり、ばったり、すっかり（あ、二回目か）、こっくり、ずっぽり、すっぱり、さっぱり、たっぷり、うっかり、じっとり、むっくり、うっそり？、ぱったり、ぱっくり、しっとり、ゆったり、やっぱり、ぽっこり、ばっかり、ぱっかり？、ぼっきり、ぽっきり、ぽっかり、すっぽり、うっとり、おっとり、にっこり、マッコリ、びっくり、ドッキリ、ぴったり、ひっそり、むっちり、すっきり、くっきり、ぎっくり、ほっそり、しっくり、きっちり、もっちり、ぴっちり、ぱっちり、ばっちり、こっきり、かっちり、がっぽり、日暮里、はっきり、ばっくり、ばっさり、もったり、げっそり、びっちり、ぎっしり、ざっくり、がっくり、がっかり、そっくり、突っ張り、きっぱり、とったり（相撲の決まり手）、徳利、がっちり、ぶっすり、ぷっつり、ふっつり、がっつり、さっくり、めっきり、べったり、どっかり、どっぷり、でっぷり、でっぱり、どっさり、ぷっくり、ぷっちり、ぺったり、べっとり、びっしり、ぎっちり、もっさり、ぽっくり、しゃっくり、ひゃっくり、ひょっくり、ひょっこり、じょっぱり、ちょっぴり、うっちゃり、ぽっちゃり、仏舎利、むっつり、ねっとり、ぼってり、レッチリ、バッテリ、びっしょり、こってり、こっそり、のっそり、ちゃっかり、とっぷり、がっぷり、どっしり、ハッタリ、服部......

などの語源を解き明かしていきたいと思う。

思ったけど......

こんなにあるんじゃあ、普通に日本語かもしれないな。

ぐっすりに関しても見当違いという可能性は認めよう。

もっこりはシティハンターだけど。

あと見当違いと言えば、昔「ストパニ」っていう百合アニメがあったんだけど、ストパニはスッタニパータに由来すると主張する誤りを犯したことを今思い出した。

ブッダのことば―スッタニパータ (岩波文庫)

• 作者:
• 出版社/メーカー: 岩波書店
• 発売日: 1958/01/01
• メディア: 文庫

人は過ちを繰り返すのか。