逆張りとか擁護じゃないけど一周回ってもはや一平のことが好きになってる自分に気付いたのかもしれない

もっと一平の悪行を知りたい。もっと俺を楽しませてくれ。

一平が悪ければ悪いほど大谷さんの潔白度が引き立つ。

「なんか１０億程度入ってる雑費用の口座の一つを一平が任されてたんだろう」っていうのも憶測に過ぎなかった。

「一介の通訳に巨額の口座の管理を任せてしまった大谷さんにも落ち度があった」という責めは免れないのかなと思ってたけど、事実は２０１８年の口座開設から計画されていた、より悪辣なものであった。

絶対に関わり合いにはなりたくないタイプだけど、映画とか小説のキャラだったら凄い好きなタイプかもしれない。

この事件前は「高津みたいな顔して、たかが通訳がチヤホヤと持ち上げられて調子乗ってる風」なのがハッキリ言って嫌いだったけど今や一周回って好きかもしれない。

２０２１年に初めて闇墜ちしたわけじゃなくて、根っからの悪党の可能性が高いけど、それだと大谷さんの人を見る目がないことになるから、善と悪が同居してる矛盾を抱えた存在なんだと思いたい。大谷への愛憎半ばする思いとかこいつなりの苦悩とかがあったんかなとか、映画化するときは単純サイコパスじゃなくて感情移入できるようなのが面白い。「実はFBIの潜入捜査官でおとり捜査のためにギャンブラーを演じていた」とかは駄目だけどある程度脚色を入れるのはいい。

あと根っからの悪党だと思いたくないのは他にも理由があって、今は司法取引とかで大人しくしてるけど根っからの悪党だったら大谷を逆恨みして、「俺はスケープゴートにされた」とか筋肉増強剤とかサイン盗みとか脱税とか浮気とかパワハラとかあることないこと喚き散らして収拾がつかなくなるかもしれないのが怖いので、「謝罪したい」という言葉は本物だと信じたい。大谷さんを逆恨みしてないし、今はなにもかも白日の下になってほっとしているのだと思いたい。